今日から株主優待銘柄の分析をしていきます。
詳しくみていくなかで思いもよらない優良な株が見つかるかもしれませんね。
また、人によっても大事にしているポイントは違うと思いますので、ご参考になれば嬉しいです。
銘柄:すかいらーく(証券番号:3197)
株価:1,590円(1/12)
銘柄情報
・指標等
予想EPS=93.31円 予想PER=17.04倍
BPS=621.50円 PBR=2.56倍
株主資本比率=35.9%
・株主優待
株数及び時期によって変動します。
株 数 6月末 12月末
100株 3,000円 3,000円
300株 9,000円 11,000円
500株 15,000円 18,000円
1000株 33,000円 36,000円
・利回り
配当利回り=2.48%
優待利回り=4.34%
総合利回り=6.82%
・業績推移
(単位:百万円)
指標等 前期 2期前 3期前
売上高 354,513 351,146 340,002
営業利益 31,249 27,806 21,642
経常利益 28,952 24,717 16,767
当期利益 18,213 15,109 9,469
(1株当たり利益 92.80円 76.98円 49.47円)
総資産 318,317 314,864 312,155
純資産 114,198 103,212 93,691
有利子負債 131,807 140,699 149,347
ROA 5.75% 4.82% 3.06%
ROE 16.75% 15.35% 11.30%
・まんぷくのまとめ
すかいらーくは毎年利益率を高めており、それによって純資産を積み上げる一方で、有利子負債の削減も進んでおり、BS,PLともに良い傾向が出ています。
他方、株式の需給については、筆頭株主のファンドの売却がずっと懸念材料でした。
しかし、2017年11月に筆頭株主のファンドが全ての株式を売却しています。
これにより、株主優待や支払配当金が現行の通りに維持されるのか、が重要なポイントになっています。
なお、会社側は筆頭株主のファンドの株式売却後もこの点についてはコメントしていません。以前はすかいらーくのお店に行くと株主優待の広告が席に貼られていたのですが、最近は見かけなくなりました。
ただ、優待をいきなり廃止することはないと思うので、以前の水準に戻るのか、現行の3分の2になるのか、長期保有の縛りをもうけるのか。または現行制度を維持してくれるのか。
会社側の発表が待たれるところです。
まんぷくは会社を信じてホールドします!
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