2018年8月13日(月)の15時30分、
ライザップが2019年3月期第一四半期(1Q)決算発表を行いました。
主な内容は下記の通り。
決算数値
(単位:億円)
項目 | 2018年1Q | 2019年1Q | 増減 |
売上 | 286 | 521 | +235 |
営業損益 | 27 | ▲37 | ▲64 |
税前利益 | 25 | ▲40 | ▲65 |
純利益 | 24 | ▲33 | ▲58 |
えっ!?赤字!?ウソやん!
最初に見たときには目を疑いました。
もともとライザップは上期に投資をして、
下期に回収するビジネスですが、
ここまで強烈な赤字になるとは…。
ただ、数字の中身は説明をしてもらえないと
詳しくは分かりませんので、
説明会資料を熟読してみました。
主なポイントは下記の通り。
第一四半期決算のポイント
1.赤字になったのは1Qに広告費などの先行投資(40億円)がかさんだため
①マーケティング費用 +19億円
広告宣伝費や販売促進費などの売上高を拡大するための経費が
多額に発生しました。
②新規出店・事業拡大に伴う費用 +10億円
大規模な新規出店により、出店費・開業費さらには人の採用費用等が
発生しました。
③その他先行投資・構造改革費用等 +11億円
この点は特に言及無し。
2.2Q以降は過去最高益を連続で更新する見込み
要するに会社は、今回の1Q決算は先行投資の影響で落ち込むことは想定通りであり、
2Q以降は最高益を更新し続けるから心配するな、
とのことなのでしょう。
確かに4~6月はボディメイク事業のCMが非常に多かったです。
佐藤仁美さん、梅沢富美男さん、ダレノガレ明美さんなどなど。
広告費は多く発生すると思っていました。
この広告費の効果はボディメイクへの問い合わせが、
前年同期比164%となったという形で表れています。
それらの結果として、売上高が前年同期比82.1%増加
となったのは、企業としての成長を目に見えるように
示してくれたと考えられます。
ボディメイク事業は一度取り組んで固定的なお客として
つかむことができれば、お客同志の口コミなどを通じて、
安定的に収益貢献してくれることでしょう。
まとめ
2Q以降の業績がどうなっていくのか、本当に楽しみです。
ただ、決算の数値自体は、決算の中身をよく見ていない人に
とってはインパクトが大きいと思われます。
明日以降の株価はしばらく調整するかもしれません。
わたしは2Q以降の大化けを信じて、
これからもライザップを応援していこうと思います。
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