お買い物やお食事をオトクに楽しむためにあると便利なものを知っていますか?
知っているだけで、少しの工夫を加えれば、大きな節約効果を見込めますよ。
「株主優待券」は金券ショップで調達する
今までオトクに飲食店を利用する方法をご紹介してきましたが、その中でも触れてきました。
お会計を有利にしてくれる株主優待券。
「20%割引」してくれるものもあれば、「飲食代を無料にしてくれる」ようなお食事券などのすごいものもあります。
ただ、欲しい株主優待券を発行している会社の株主になるのはハードルが高いと思います。
株主でなくても株主優待券を手に入れる方法。
それは金券ショップを利用することです。
金券ショップに行くと、ありとあらゆる優待券が売られています。
ですが、「時期によって値段が大きく変動する」ということはご存知でしょうか?
金券ショップでの販売価格は時期で変動する
多くの株主優待券には有効期間があります。
その期間は会社によって異なります。
1年以上のものもありますし、半年のものもあります。
それでは、どんなときに価格が変動するのでしょうか?
そこには需給バランスが大きく関わってきます。
①株主優待券が大量に金券ショップに持ち込まれたとき
「株主優待券が株主のもとに届いたとき」が最も金券ショップに持ち込まれる可能性が高いです。
それは、いつなのか?具体例で考えてみましょう。
第一興商という会社があります。
カラオケのビックエコーを経営している会社です。
決算月は「9月」と「3月」です。
株主優待券が届くのがそれぞれ3か月後の「12月」と「6月」になります。
株主優待券の有効期限は6か月。
そのため、有効期限を月別にみると、
「12月発行分は6月まで」と「6月発行分は12月まで」となります。
以上の条件から、株主優待券がもっとも金券ショップに持ち込まれる時期を考えると、
金券ショップでの狙い目は「12月」と「6月」ということになります。
この時期が最も数量が多いため、金額も下がっているんですね。
②期限切れ間近になったとき
もうひとつ①とは異なる視点もあります。
それは有効期限が近付いたときです。
12月に発行される6月が使用期限の株主優待券を考えてみましょう。
この株主優待券が5月の時点で金券ショップに残っていたとします。
金券ショップ側はどう考えるでしょう?
「この優待券、使用期限が迫ってきているな。6月までに売れなければ価値が0になってしまう。それまでにどうにかしなければ…。」
このように考えるはずです。
そうすると、一番カンタンに売る方法は「値段を下げる」ことですよね。
当然、買い手は手を出しやすくなります。
有効期限が短いので、買ったら計画的に使う必要がありますけどね。
せっかく買ったのに使えなくて、「モッタイナイオバケ」を出すことは避けたいものです。
ヤフーオークションを活用する
金券ショップに行けない方もいると思います。
その場合にはヤフーオークションを利用すると良いです。
何より圧倒的に在庫が多いです。
出品者とやり取りするのがちょっと面倒ですけどね。
需給の考え方は金券ショップと同じです。
お得な時期に取引してみましょう。
落札にはヤフーのIDを持っていれば大丈夫です。
出品にはヤフープレミアム会員になる必要があります。
株主優待券のお得な取得方法まとめ
株主優待券を上手に活用すると、オトクに大きく節約することが可能になります。
なるべく安く仕入れて活用したいものですね。
よく行っているお店の運営会社を調べてみて下さい。
それが上場企業だったなら、株主優待券を手に入れてお得に利用できる可能性がありますよ。