前回の記事で、株主優待で365回外食を楽しむにはどの銘柄を選ぶと投資効率が良いか、を投資額と食数で計算してみました。
前回記事はこちら
今回は投資効率の良さを踏まえた上で、自分の好みでランキングベスト3を発表します!
【第3位】吉野家
吉野家は1枚300円の食事券の綴りをもらえます。
権利確定は2月末(発送時期は5月)と8月末(発送時期は11月)です。
金額は下記の通り、株数によって変動します。
100株 10枚(年間2回 300円×10枚×2回= 6,000円分)
1000株 20枚(年間2回 300円×20枚×2回=12,000円分)
2000株以上 40枚(年間2回 300円×40枚×2回=24,000円分)
吉野家(牛丼)、はなまるうどん(うどん)、京樽(持ち帰りお寿司)、ステーキのどん(ステーキハウス)などで使用できます。
まんぷくは主に吉野家で使っています。
特に冬の寒い時期の「牛すき鍋膳」がおススメです。
1食650円なのですが、吉野家の公式クーポンを使うと50円割引がありますので、
優待券2枚だけで楽しめますよ!
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【第2位】コロワイド
優待投資家の中でも特に人気が高いのがコロワイドです。
理由は、①多種多様な業態で利用できること、②優待が専用のカード(nanacoのような電子マネーカード)になっていて、細かい計算が不要で優待ポイントを使い切りやすいこと、があげられます。
権利確定は3月末と9月末です。
500株以上を所有している株主に優待ポイントが付与されます。
(単元株数は100株ですが、優待は500株からなので注意!)
3月末分 ⇒ 6月下旬10,000ポイント 及び 9月下旬10,000ポイント
9月末分 ⇒12月下旬10,000ポイント 及び 3月下旬10,000ポイント
3ヶ月ごとに10,000ポイントが株主優待カードにチャージされます。
なお、「1ポイント=1円」です。
年間4万円分の食事が楽しめます。
非常に幅広い業態にて使用できます。
①居酒屋(北海道、NIJUMARU、甘太郎、いろはにほへと 等)
②イタリアン(ラパウザ)
③焼き鳥(焼き鳥センター)
④ステーキ(ステーキ宮)
⑤寿司(かっぱ寿司、にぎりの徳兵衛)
⑥とんかつ(銀豚、かつ時)
コロワイドの傘下にはアトム(ステーキ宮、にぎりの徳兵衛などを運営)、カッパ・クリエイト(かっぱ寿司を運営)があり、優待の相互利用が可能となっていることから、幅広い業態での利用ができます。
まんぷくのオススメは銀豚です。
銀豚は、とんかつを定食にて楽しめるお店です。
ご飯はテーブルごとに、かまど炊きの銀シャリを頂けます。
お味噌汁やキャベツもおかわり自由です。
非常にコスパの良いお店ですので、機会があれば是非行ってみてください!
【第1位 すかいらーく】
第1位はすかいらーくです。
1枚500円の食事券をもらえます。
権利確定は6月末(発送時期は9月)と12月末(発送時期3月)です。
金額は下記の通り、株数と取得時期によって変動します。
株 数 6月末 12月末
100株 3,000円 3,000円
300株 9,000円 11,000円
500株 15,000円 18,000円
1000株 33,000円 36,000円
株主優待としては珍しいのですが、株数が増えるごとに優待が増えていきます。通常は100株が一番効率が良いのですが、すかいらーくは1000株持つのが理想です。
1000株だと年間6万9千円ですね。1年ならこれで十分という方もいると思います。
すかいらーくも非常に幅広い業態にて使用できます。
①洋食(ガスト、ステーキガスト、ジョナサン)
②和食(藍屋、夢庵、)
③ピザ食べ放題(グラッチェガーデンズ)
④中華(バーミヤン)
⑤寿司(魚屋路)
⑥とんかつ(とんから亭、かつ久)
⑦しゃぶしゃぶ(しゃぶ葉)
⑧カフェ(ジョナサン、むさしの森珈琲)
まんぷくはこれらのお店を週に1度は利用しています。食事もできますし、ちょっとした息抜きでジョナサンに行ったりと、大変ありがたく使わせて頂いています。
すかいらーくはこのような魅力的な優待制度を持っていながら、株価はさほど盛り上がりを見せていません。株主優待の変遷をまとめますと、以下のようになります。
2006年 9月 MBO(経営陣による株式の買取)にて東証1部上場廃止
2014年10月 東証1部に再上場
2017年 6月 株主優待制度をそれまでの3倍に大幅拡充
2017年11月 筆頭株主だったアメリカの投資会社ベインキャピタルが保有株の全てを売却
2017年6月に株主優待制度を大幅に拡充して注目を集めましたが、株価はそこまで大きくは上がりませんでした。筆頭株主のベインキャピタルが保有株を売り抜けるために株価を吊り上げる方策と受け止められたためです。
その後、すかいらーくの株価は100円程度上昇するたびにベインキャピタルの売却が伝えられては暴落するということを繰り返していました。
しかし、2017年11月についにベインキャピタルはすかいらーく株式の全てを売却しました。これにより需給悪化による株価下落の懸念は消え去りました。
そうすると、今度はベインキャピタルの圧力で始まったと思われる株主優待の大幅拡充が今後も続いていくのかどうか、がとても重要になってきます。
株主優待目当てで購入したのに、株主優待が改悪されてしまっては意味がありませんよね。
ただ、高額な株主優待が経営に悪影響を与えていることは間違いないです。
1000株保有の株主には69,000円分も無料で飲食できちゃいますからね。
今後も継続できるかは会社の判断になってきます。
すかいらーくは安定的に利益を稼げるようになってきていますし、どうにか現行の株主優待制度を継続してくれることを願っています。
いかがでしたでしょうか?
まんぷくがおススメする株主優待ランキングでした。
食事も楽しめて家計にも優しい株主優待を是非活用してみてくださいね!