まんぷくです。
12月も下旬になって、とても寒い日が続いていますね。
さて、12月下旬となると源泉徴収票が配布される時期ですね。
サラリーマンにとってはこの1年間の苦労が数字として表されます。
そうそう、源泉徴収票ってよく見たことありますか?
普段の給与明細もあまり見ない?そもそも見ても良く分からない?
そうですよねー。見ても何を言いたいのか意味不明な資料です。
しかし、実はとても貴重な我々の1年のまとめが記されている資料なのです。
今までは全く見ずに捨てていた方も今年だけは捨てずに取っておいて下さい。
なぜなら、源泉徴収票があれば、ふるさと納税の寄付限度額が計算できるんです!!
源泉徴収票と計算機(携帯電話の計算機機能があれば十分です!)を準備して計算してみて下さい。
さあ、はじめましょう!
1.源泉徴収票でみるべきところはどこか?
確認して頂きたいのは以下の2つです。
①給与所得控除後の金額
②所得控除後の合計額
これだけ(笑)。
そして、下の式に数字を入れてみて下さい。
①(給与所得控除後の金額)-②(所得控除後の合計額)=③(所得)
③の数字が出せたら、どこかに控えておいて下さいね。
2.所得の数字で以下のあてはまるところで計算する
所得の数字が出たら、以下の欄でその数字が当てはまるところだけをみて、計算してみて下さい。
【所得の数字が195万円以下】
所得×0.02÷0.85+2,000
※例えば、所得が100万円だったら、
1,000,000×0.02÷0.85+2,000=25,529円 ということになります。
この場合には25,000円くらいが寄付限度額になりますね。
【所得の数字が195万円以上330万円以下】
所得×0.02÷0.80+2,000
※例えば、所得が300万円だったら、
3,000,000×0.02÷0.80+2,000=77,000円 ということになります。
この場合にはそのまま77,000円くらいが寄付限度額になりますね。
【所得の数字が330万円以上695万円以下】
所得×0.02÷0.70+2,000
※例えば、所得が600万円だったら、
6,000,000×0.02÷0.70+2,000=173,429円 ということになります。
この場合には173,000円くらいが寄付限度額になりますね。
【所得の数字が695万円以上900万円以下】
所得×0.02÷0.67+2,000
※例えば、所得が800万円だったら、
8,000,000×0.02÷0.67+2,000=240,806円 ということになります。
この場合には240,000円くらいが寄付限度額になりますね。
【所得の数字が900万円以上1800万円以下】
所得×0.02÷0.57+2,000
※例えば、所得が1500万円だったら、
15,000,000×0.02÷0.57+2,000=528,316円 ということになります。
この場合には528,000円くらいが寄付限度額になりますね。
ここまでいくと超高給取りレベルです。羨ましい…。
【所得の数字が1800万円以上4000万円以下】
所得×0.02÷0.50+2,000
※例えば、所得が3000万円だったら、
30,000,000×0.02÷0.50+2,000=1,202,000円 ということになります。
この場合にはぴったり1,202,000円くらいが寄付限度額になりますね。
とんでもなく凄い数字です。自治体ではありませんが、私にも寄附して頂けないでしょうか?(笑)
【所得の数字が4000万円以上】
所得×0.02÷0.45+2,000
※例えば、所得が5000万円だったら、
50,000,000×0.02÷0.50+2,000=2,002,000円 ということになります。
この場合にはぴったり2,002,000円くらいが寄付限度額になりますね。
ここが最強ランクです。完全に別世界ですね。毎年家が買えてしまいそうです。。。
ふるさと納税の寄付限度額計算はやってみると意外とできちゃいます。
源泉徴収票を入手したら、すぐに計算してみて下さい。
ふるさと納税はまだまだ駆け込みで実施可能です!!
ふるさと納税(第12回:年末の駆け込み寄付を実施しよう!)はこちら。