SFPホールディングス 自社株買い実施発表の内容を検証する!

こんばんは。

本日、投稿したSFPホールディングスですが、午後イチでIRが出ました。

『自己株式の取得に係る事項の変更及び自己株式の公開買付け並びに 自己株式の消却方針に関するお知らせ』

内容が非常にわかりにくいものだったのでまとめてみます。



実施内容

①SFPホールディングスの親会社である、

クリエイトレストランツホールディングスが、

保有しているSFPホールディングスの株式を、

SFPホールディングスに売却する

②SFPホールディングスは獲得したSFPホールディングス株を償却する(純資産から減らす)

③株数は3,200,000株で、価格は2,030円のため、総額は6,496,000,000円となる

(買付予定株数は3,250,000株となっていますが、本日の終値(2,141円)から考えて、2,030円で応募する投資家はクリエイトレストランツホールディングス以外にはいないと想定します)

つまり、クリエイトレストランツホールディングスが、SFPホールディングスに、SFPホールディングス株320万株を6,496百万円で売却するということです。

えらいこっちゃ~!

とんでもない金額ですよ~。

SFPホールディングスにどんな影響があるのか、2018年1月12日発表された決算内容をもとに検証してみます。





①預金が6,496百万円減少(資産減少)

②自己株式が6,496百万円増加(資産増加)

③自己株式の償却で資産が6,496百万円減少(資産減少)

④自己株式の償却で純資産が6,496百万円減少(純資産の減少)

こんなことが発生します。

①~④をまとめると、純資産も総資産も6,496百万円減少しちゃいます。

数字であわらすとこんな感じ。

勘定    2017年11月末  ⇒ 自己株買付及び消却後

純資産    20,665        14,169(▲6,496)

総資産    25,728        19,232(▲6,496)

株主資本比率 80.3%         73.7%(▲6.6%)

※2017年11月末の数字は決算短信より

ここまでだと株主にとって良いことがないのですが、続きがあります。

⑤発行済株式数の減少

2017年11月末⇒ 自己株買付及び消却後

発行済株式総数 29,324,270株   26,124,270株

今まで、29,324,270株で分け合っていた利益を26,124,270株で分け合うことになります。

つまり、29,324,270÷26,124,270=1.12倍

自己株消却前よりも自分の利益が増えることになります。

今期の1株利益見通しが83.60円ですので、単純に1.12倍すれば、93.63円に増加することになりますね。

そういう意味でSFPホールディングスの株主にとっては、通常の自社株買いと変わらないと結論付けることができます。(すごい金額だけど…)

なお、クリエイトレストランツホールディングスは今回の株式売却後も、SFPホールディングスの発行済株式の約56%を保有するため、引き続きSFPホールディングスの親会社です。

また、資金繰りが大丈夫か気になるところですが、SFPホールディングスは問題はないと表明しています。

決算短信によると、11月末の預金残高は4,107百万円ですが、関係会社貸付金が6,000百万円(貸付先はクリエイトレストランツホールディングス?)あるので、確かに問題はなさそうですね。

今日の発表を受けて、取り急ぎSFPホールディングスの影響を検証してみました。

後場でSFPホールディングスの株価が高騰した理由も納得でき、安心しました。

これかもSFPホールディングスの株価が高騰してくれると信じてホールドしま~す!